2007-05-26(Sat)
Celtic Frost『To Mega Therion』
85年作― スイス産、サタニックスラッシュと評される彼らの2作目

満足度;★★★☆☆(5点満点中3点)
まず、ジャケがとんでもない
エイリアンでお馴染み(?)のH.R.ギーガー氏によるアートワークらしい
サタニックな香りがプンプン香ってくるジャケです
正直、分けが分からないです(笑
キリストを杭で射抜こうとしてますね、それはわかります
しかし、後の触手っぽいものに顔をつけました、みたいな物体はなんなのでしょう
尻尾、ですか?? とにもかくにも、ギーガー氏は悪魔に対してこういうイメージを抱いていたんでしょうね

まず一言―
「スイス産」で正しいのでしょうか、と
スイスといったら福祉国家の最高水準でアルプスの少女っぽい、ヨーデルを口ずさんでいるかのようなイメージが先行していましたが、打ち壊されました
冒頭から既におどろおどろしいです
大胆にオーケストラを起用したあたりとこのおどろおどろしさが後のブラックメタルの発展に一役買ったのは言うまでもないでしょう
「悪のテーマ」な雰囲気丸出しの、悪賛歌です
しかし、一応「スラッシュ」に分類されているようですけれどもスピード感はあまりありません
全体的にミドルテンポなので、疾走系を求めて聴くと大いに火傷する可能性が無きにしも非ずです
私は、火傷しましたヨ(笑
第一印象では、M1~M2の流れ以外に突出して目立った曲がないと感じました
強いてあげるならば、後にObituaryもカヴァーした「Circle Of Tyrant」でしょうか
ハッキリ言って、Obituaryのカヴァーを聴いた後に聴くと、パワー不足は否めません
多少の物足りなさを感じてしまうのは如何ともし難いところです
全体として、一聴しただけではわかりにくいです
私自身も入手後数年を経て、やっと何かつかみかけてきたかもしれない、という感じです
閉塞感のあるメロディが、邪悪な世界観を構築しています
寒々しいリフと軽めのドラムが、どこか荒涼とした雰囲気を出しています
そして何より、低音「ウッ!!」と発せられる声が素晴らしいです
ここまで「ウッ!!」が目立ってしまうと、もはや何もいえません
確かに、カッコイイです
そして後世に大きな影響を与えたという意味で、今でも支持され続けている作品です
しかし、確かにカッコイイのですが、深い部分まではまり込むことを許してくれない、私にとってはそんな作品
きっと定期的に聴いたり、他のサタニック系統を聴き比べてみることでようやく良さがわかるのだろうなぁ…
そう考えて、サタニック系の作品の品定めをする私です
=なぉ=

満足度;★★★☆☆(5点満点中3点)
まず、ジャケがとんでもない
エイリアンでお馴染み(?)のH.R.ギーガー氏によるアートワークらしい
サタニックな香りがプンプン香ってくるジャケです
正直、分けが分からないです(笑
キリストを杭で射抜こうとしてますね、それはわかります
しかし、後の触手っぽいものに顔をつけました、みたいな物体はなんなのでしょう
尻尾、ですか?? とにもかくにも、ギーガー氏は悪魔に対してこういうイメージを抱いていたんでしょうね

まず一言―
「スイス産」で正しいのでしょうか、と
スイスといったら福祉国家の最高水準でアルプスの少女っぽい、ヨーデルを口ずさんでいるかのようなイメージが先行していましたが、打ち壊されました
冒頭から既におどろおどろしいです
大胆にオーケストラを起用したあたりとこのおどろおどろしさが後のブラックメタルの発展に一役買ったのは言うまでもないでしょう
「悪のテーマ」な雰囲気丸出しの、悪賛歌です
しかし、一応「スラッシュ」に分類されているようですけれどもスピード感はあまりありません
全体的にミドルテンポなので、疾走系を求めて聴くと大いに火傷する可能性が無きにしも非ずです
私は、火傷しましたヨ(笑
第一印象では、M1~M2の流れ以外に突出して目立った曲がないと感じました
強いてあげるならば、後にObituaryもカヴァーした「Circle Of Tyrant」でしょうか
ハッキリ言って、Obituaryのカヴァーを聴いた後に聴くと、パワー不足は否めません
多少の物足りなさを感じてしまうのは如何ともし難いところです
全体として、一聴しただけではわかりにくいです
私自身も入手後数年を経て、やっと何かつかみかけてきたかもしれない、という感じです
閉塞感のあるメロディが、邪悪な世界観を構築しています
寒々しいリフと軽めのドラムが、どこか荒涼とした雰囲気を出しています
そして何より、低音「ウッ!!」と発せられる声が素晴らしいです
ここまで「ウッ!!」が目立ってしまうと、もはや何もいえません
確かに、カッコイイです
そして後世に大きな影響を与えたという意味で、今でも支持され続けている作品です
しかし、確かにカッコイイのですが、深い部分まではまり込むことを許してくれない、私にとってはそんな作品
きっと定期的に聴いたり、他のサタニック系統を聴き比べてみることでようやく良さがわかるのだろうなぁ…
そう考えて、サタニック系の作品の品定めをする私です
=なぉ=
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