2007-05-13(Sun)
Van Der Graaf Generator『H To The Who Am The Only One』
邦題『天地創造』
ジャケットと作品名からしてもはや意味深さを感じました
店頭でこれを見かけた瞬間に、何か「これだ!!」と思わせられてしまいました。
「これは是非聴いてみたい、聴いてみなきゃ損をするような気がする」
そう思いました
H To He―そもそもこれが何を表すのかというと、HとHe、それぞれ元素記号の水素とヘリウムです
では、なぜこの2つの元素記号化と言うと、宇宙の恒星における基本的な化学変化のことを「H To He」と言うとのこと
では全編において宇宙的な作品かというと、決してそうではなく、私は基本的には無力な自己への葛藤と苦しみを謳っているのだと解釈しています。それは、「Killer」「House With No Door」「Pioneers Over C」などに顕著に表れていると思います。
例を挙げると、「Killer」の一部に「魚は飛べない、そして私も飛べない」というフレーズはその典型だと思うのです
1. Killer
2. House With No Door
3. Emperor In His War-room: The Emperor / The Room
4. Lost: The Dance In Sand And Sea / The Dance In The Frost
5. Pioneers Over C
ジャケットも謎めいています
宇宙から見た地球、というのは分かります しかし、中央にある物体は…?
よくよく見ると天秤らしいということに気付きます
そして、足が描かれています
宇宙から見た地球 天秤 宇宙に投げ出された自己…?
自己と、自己以上のあまりにも大きな存在とを秤にかけることでのより自己の小ささを強調しているのか?
それとも、この2つは宇宙において秤にかけることは全くもって無意味ということを表しているのか?
それとも…?
注目すべきは「Emperor In His War-room」
この曲にはKing Crimsonのロバート・フリップが参加しています
開始から5分あたりのからあからさまに彼らしいトーンを聴かせてくれます
私自身プログレにそこまで精通しているわけではないので、あまりでしゃばって言うことはできないのですが、
圧倒的なスリリングな展開には鳥肌が立ちます
完璧なまでの構成に独特なメロディが散りばめられ、それはもう癖になる作品です
天才が作ったあまりにも知的過ぎる作品、一聴の価値大いにありです
=なぉ=
ジャケットと作品名からしてもはや意味深さを感じました
店頭でこれを見かけた瞬間に、何か「これだ!!」と思わせられてしまいました。
「これは是非聴いてみたい、聴いてみなきゃ損をするような気がする」
そう思いました
H To He―そもそもこれが何を表すのかというと、HとHe、それぞれ元素記号の水素とヘリウムです
では、なぜこの2つの元素記号化と言うと、宇宙の恒星における基本的な化学変化のことを「H To He」と言うとのこと
では全編において宇宙的な作品かというと、決してそうではなく、私は基本的には無力な自己への葛藤と苦しみを謳っているのだと解釈しています。それは、「Killer」「House With No Door」「Pioneers Over C」などに顕著に表れていると思います。
例を挙げると、「Killer」の一部に「魚は飛べない、そして私も飛べない」というフレーズはその典型だと思うのです
1. Killer
2. House With No Door
3. Emperor In His War-room: The Emperor / The Room
4. Lost: The Dance In Sand And Sea / The Dance In The Frost
5. Pioneers Over C
ジャケットも謎めいています
宇宙から見た地球、というのは分かります しかし、中央にある物体は…?
よくよく見ると天秤らしいということに気付きます
そして、足が描かれています
宇宙から見た地球 天秤 宇宙に投げ出された自己…?
自己と、自己以上のあまりにも大きな存在とを秤にかけることでのより自己の小ささを強調しているのか?
それとも、この2つは宇宙において秤にかけることは全くもって無意味ということを表しているのか?
それとも…?
注目すべきは「Emperor In His War-room」
この曲にはKing Crimsonのロバート・フリップが参加しています
開始から5分あたりのからあからさまに彼らしいトーンを聴かせてくれます
私自身プログレにそこまで精通しているわけではないので、あまりでしゃばって言うことはできないのですが、
圧倒的なスリリングな展開には鳥肌が立ちます
完璧なまでの構成に独特なメロディが散りばめられ、それはもう癖になる作品です
天才が作ったあまりにも知的過ぎる作品、一聴の価値大いにありです
=なぉ=
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