2006-10-26(Thu)
Mayhem 『De Mysteriis Dom Sathanas』
つくづく、凄いものが産み落とされたんだなぁ、って思う。

Mayhem 『De Mysteriis Dom Sathanas』


Mayhem 『De Mysteriis Dom Sathanas』

1. Funeral Fog
2. Freezing Moon
3. Cursed in Eternity
4. Pagan Fears
5. Life Eternal
6. From the Dark Past
7. Buried by Time and Dust
8. De Mysteriis Dom Sathanas
気になり始めたのは彼是1年前ほど前になりますかね
「ブラックメタルならコレ聴かなきゃ」みたいなレヴューに遭遇してからですね
しかしその当時は、ブラックはおろか、恥ずかしながらデスもままらぬ状況。
「ブラック!?ナニソレ??デスも聴けないボクにはまだ敷居が高いっすよ…」
みたいな感じで流してました。
時は流れ、2006年7月…。
ついに、この時が来てしまった模様でした。
In FlamesやChildren Of Bodomらのいわゆる巷でメロデスとか呼ばれてるバンドや、ObituaryやCryptophyといった暴虐&技巧派デスを踏まえ、「いざっ!!」ってな感じでのチャレンジでした。
当初は、タワレコとかの店舗で買おうと思ってた私。
しかし、店舗だと2300~2500円で、ちょっと高いかな…、って印象。
だって、輸入盤で解説もろくについてなくて、そのうえ1ページのみのペラッペラのアートワーク等。
躊躇した挙句、ネットで1500円くらいで買いました笑
手元に届いてまず感じたこと―
なんだろう、このジャケの威圧感は。
確かに、事前知識として、バンド関係内で刺殺事件があったとかは知ってたが(説明は面倒だから省くけど)、ここまで重く圧し掛かるジャケとは思わなかった。
内容は、呪詛です。
呪い殺されるかと思いました、俺は。
そうですね、特に「De Mysteriis Dom Sathanas」は、悪魔が降臨してますね、きっと。
念仏的でありつつ、どこかアンチテーゼ的に賛美歌を歌うように高音を効かせた箇所もありつつ…。
とにかく、終始重い。息が詰まる作品です。
聴き終えたあとの脱力感、この上ない虚無感が漂います。
下品な言い方をすれば、満足感をマイナスした射精感、みたいな。
個々の曲は、1曲ごとに「ブッツリ」と切れてます。
まるで、その瞬間にレコーダーをバチッと止めたかのような感じ。
決して、音質は良いほうではありませんが、ブラックメタルはそもそも音質を敢えてダウンさせるようなジャンルなので、逆に音質の悪さがクセになります。
最近はCradle Of Filthなどのシンフォニク勢の出現もあって、割と「聴きやすい」ブラックメタルが好まれているような感じですが、真性のブラックメタルに触れてみたい方には、是非この作品をオススメします。
実は、結構メロディーラインもハッキリしてたりするんですよね、この作品。
一聴の価値、あります。
満足度:★★★★★ (5点満点中、5点満点!!)

↑投票していただけたら嬉しいです↑
2. Freezing Moon
3. Cursed in Eternity
4. Pagan Fears
5. Life Eternal
6. From the Dark Past
7. Buried by Time and Dust
8. De Mysteriis Dom Sathanas
気になり始めたのは彼是1年前ほど前になりますかね
「ブラックメタルならコレ聴かなきゃ」みたいなレヴューに遭遇してからですね
しかしその当時は、ブラックはおろか、恥ずかしながらデスもままらぬ状況。
「ブラック!?ナニソレ??デスも聴けないボクにはまだ敷居が高いっすよ…」
みたいな感じで流してました。
時は流れ、2006年7月…。
ついに、この時が来てしまった模様でした。
In FlamesやChildren Of Bodomらのいわゆる巷でメロデスとか呼ばれてるバンドや、ObituaryやCryptophyといった暴虐&技巧派デスを踏まえ、「いざっ!!」ってな感じでのチャレンジでした。
当初は、タワレコとかの店舗で買おうと思ってた私。
しかし、店舗だと2300~2500円で、ちょっと高いかな…、って印象。
だって、輸入盤で解説もろくについてなくて、そのうえ1ページのみのペラッペラのアートワーク等。
躊躇した挙句、ネットで1500円くらいで買いました笑
手元に届いてまず感じたこと―
なんだろう、このジャケの威圧感は。
確かに、事前知識として、バンド関係内で刺殺事件があったとかは知ってたが(説明は面倒だから省くけど)、ここまで重く圧し掛かるジャケとは思わなかった。
内容は、呪詛です。
呪い殺されるかと思いました、俺は。
そうですね、特に「De Mysteriis Dom Sathanas」は、悪魔が降臨してますね、きっと。
念仏的でありつつ、どこかアンチテーゼ的に賛美歌を歌うように高音を効かせた箇所もありつつ…。
とにかく、終始重い。息が詰まる作品です。
聴き終えたあとの脱力感、この上ない虚無感が漂います。
下品な言い方をすれば、満足感をマイナスした射精感、みたいな。
個々の曲は、1曲ごとに「ブッツリ」と切れてます。
まるで、その瞬間にレコーダーをバチッと止めたかのような感じ。
決して、音質は良いほうではありませんが、ブラックメタルはそもそも音質を敢えてダウンさせるようなジャンルなので、逆に音質の悪さがクセになります。
最近はCradle Of Filthなどのシンフォニク勢の出現もあって、割と「聴きやすい」ブラックメタルが好まれているような感じですが、真性のブラックメタルに触れてみたい方には、是非この作品をオススメします。
実は、結構メロディーラインもハッキリしてたりするんですよね、この作品。
一聴の価値、あります。
満足度:★★★★★ (5点満点中、5点満点!!)

↑投票していただけたら嬉しいです↑
スポンサーサイト