2008-08-19(Tue)
江國香織 『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』
タイトル買い。
取り扱うテーマ(主として生々しい性愛絡み)はともかくとして、彼女の使う「日本語」は耽美で流麗、それでいて“日常”的なので大好きです。
「泳ぐのに、安全でも適切でもありません」とは良く表現したもので、作中の言葉をそのまま借りるならば、「人生そのものを表しているよう」で奇妙な感覚を抱かされました。
思うところがあって江國作品を好んで読んでいますが、つくづく色々なことを考えさせられます。
性愛を扱いどろどろとした側面を見せるものの、作品によっては読み終えると何とも言えない爽快感や浮遊感さえ漂う不思議な世界観を構築しています。
=なぉ=
取り扱うテーマ(主として生々しい性愛絡み)はともかくとして、彼女の使う「日本語」は耽美で流麗、それでいて“日常”的なので大好きです。
「泳ぐのに、安全でも適切でもありません」とは良く表現したもので、作中の言葉をそのまま借りるならば、「人生そのものを表しているよう」で奇妙な感覚を抱かされました。
思うところがあって江國作品を好んで読んでいますが、つくづく色々なことを考えさせられます。
性愛を扱いどろどろとした側面を見せるものの、作品によっては読み終えると何とも言えない爽快感や浮遊感さえ漂う不思議な世界観を構築しています。
=なぉ=
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