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2008-08-13(Wed)

企画「人生を変えた盤」他

080811付 mixi music ランキング
mixi musicの再生履歴によると、現在使用しているパソコンにおいて、約2年間で累計10万曲を再生していたらしいです。
「いちいちCDを換えるのが面倒」という理由でパソに盤を何枚か突っ込んで聴くことが多かった結果かなぁ。
KISSの再生数が群を抜いて多いのは私の仕様ですね。
2位らしいJudasにダブルスコアとは、本当に良く聴いてたんだなぁ。

折角なので、改めて思い入れのある盤等をちょっとした縛りを入れて考察してみます。
縛りというのは、一度取り上げたバンド・盤・曲に関係するものは敢えて以下では重複させて取り上げないというものです。分かり難いかもしれないですが、ご覧になっていただければ意図は伝わるかと思います。


[人生を変えたと思う10枚、時系列順]
BrotherhoodGet Over ItConspiracy Of One
Life Is PeacyJazzKiss
PainkillerTemple Of ShadowsDe Mysteriis Dom Sathanas
Hvis Lyset Tar Oss

・B'z『Brotherhood』
初めて真剣に聴いた音的な意味でのハードロック。「何百回聴いたかわからない」と胸を張っていえるほど聴き込みました。聴かなくなった今でさえ全曲の歌詞とソロ部分まで口ずさめます。
B'zだと個々の曲の完成度は高くても盤としてまとまりのあるものが少ないので、その意味においても『Brotherhood』は好きでした。あとはまとまりという意味において『Green』も結構好きでした。

・Mr.Big『Get Over It』
初めて自分で買った洋モノ。圧倒的な重厚感に感動した。ここから洋楽世界へ。
ちなみにMr.Bigだと『Actual Size』が一番好きというひねくれ者な私です。曲だと「Take Cover」「Stay Together」が好きです。

・The Offspring『Conspiracy Of One』
友人から借りて相当はまり込んだ。こんな爽快なモノがあるのかと。
俗に言うメロコアの世界へ踏み入れる契機。彼らの作品だと『Smash』が一番好きです。

・Korn『Life Is Peacy』
初めての悲痛絶叫型へヴィ・ロック。盤冒頭の「Twist」からかなり狂っていたので、当初は不快で全く聴けなかった。今では正直軽く感じざるを得ないですけれども。そういえば、自身の高校3年の誕生日に地元のCD屋で『Untouchables』を買ったのは悪い思い出(笑)

・Queen『Jazz』
友人から借りて。『Queen』~『Jazz』までを一気に借りたのですが、当時は初期Queenのおどろおどろしさを受け入れられず、聴き易さ的な意味合いもあって『Jazz』ばかり聴いてました。実際Queenだと一番好きな作品なのですが、二番目に好きなのは『QueenⅡ』だったり。後期だと『Innuendo』かな。

・Kiss『Kiss』
同上友人から借りて。見た目で敬遠したものの、実際聴いてみるとシンプルで耳障りがよく、頭に残る素晴らしいメロディラインであったのでハマりこんだ。当時受験期だった私、「受かったらKISS収集するんだっ!」と意気込んでいたのは良い思い出。KISSは正直全作品好きです。

・Judas Priest『Painkiller』
“メタル”との出会い。こんなぶっ飛んだものがあるのか、と感動した。
これ以前にMetallicaなどは聴いていたものの、盤の音質的問題もあって個人的には衝撃は薄かったと記憶しています。それに比してのこの作品の衝撃は相当なものでした。

・Angra『Temple Of Shadows』
初めてのジャケ買いにして大当たり。シンフォニックテイストのものが聴きたかったのですけれども、当時まったくそういう知識もなく。大学近くのTUTAYAに置いてあって、それっぽいジャケだったので買ってみたところ大当たり。Angraだと『Rebirth』も好きです。

・Mayhem『De Mysteriis Dom Sathanas』
初めてのブラックメタル。技術とかそういうレベルではなく、音の不穏さに鳥肌が立ちました。
この盤を契機にブラックメタルにハマっていくことになりました。

・Burzum『Hvis Lyset Tar Oss』
初めての悲痛絶叫系。そのキチガイっぷりと、巧みな曲構成に度肝を抜かれました。
07年、色々とあったときにこればかりを聴いていたら○が出ました(絶望先生的な意味で)。
そういったこともあるので、大好きな盤ですが聴くのを控えている盤でもあります。感情移入しすぎるとまずいので。


[お気に入りの10枚、上で既述の盤やバンドの作品は除外]
ParanoidFirst UtteranceThe Gates Of Oblivian
Machine HeadPowerslaveGaia 2
Rust In PeaceLive To WinRising
The Crusade

・Black Sabbath『Paranoid』
初期サバスは6thまで全部好きだけど、「Iron Man」がとにかく大好きなので。
軽快な「Paranoid」はどうしても浮いてしまっていますけれども、それはそれで非常に良いです。「Paranoid」でサバスを知った、ということもあるので、やはり大好きな作品です。

・Comus『First Atterance』
呪術系サイケ・フォーク。ちょっとだけ自らプログレを漁っていた頃に出会った魔盤、ジャケのインパクトが絶大で、クリムゾンの1stにも劣らない迫力があります。内容はというと、とにかく陰鬱。綺麗な女性Vo.と対比される醜悪さを表現したかのような男性Vo.に、薄暗い森に迷い込んでしまったかのような、不安を掻き立てる不安定な世界観です。

・Dark Moor『The Gates Of Oblivian』
個人的にはメロスピにおける最高傑作。2曲目の「New World」の時点で私の中でもう神盤が確定した作品です。今のところ、今年出会った中では一番の衝撃。

・Iron Maiden『Powerslave』
私的にメイデンだとこれか。メイデンで一番最初に聴いた作品でもあるのですが、当時は金太郎飴のような印象を抱いてしまってそんなに好きではありませんでした。しかし、気がついたら一番良く聴いているのがなんだかんだでこの作品でした。

・Deep Purple『Machine Head』
典型的古典。捨て曲など一切ないのですが、個人的には「Space Truckin」の畳み掛けが大好きで大好きで仕方ありません。パープルの作品で一番好きな作品でもあります。

・Mago De Oz『Gaia 2』
民謡系メロスピ。色々な方が好意的に紹介していらっしゃるのを見ていて触発されて入手。
ジャケはいかがなものかと思いますが、明るいのにシリアス、牧歌的な側面もあったり曲展開が見事だったり。2枚組みでかなりの尺であるにもかかわらず一切弛むことなく聴き通せてしまう素晴らしい作品です。

・Megadeth『Rust In Peace』
言わずもがな。俗に言われる四天王の中だと群を抜いて一番好きなバンドです。おそらく、リフのキャッチーさが耳にあうのでしょうね。そういった意味では自身のKISS好きなところに通ずるものがあるのかもしれません。「Holy Wars」「Hanger 18」他、完璧。メガデスだと他には『Peace Sells』『Countdown To Destruction』は良く聴きます。曲単位だと「She-Wolf」あたりとかも。

・Paul Stanley『Live To Win』
KISSの中枢のソロ2作目、往年にして絶品のメロディアス・ハード・ロック。未だ衰えぬ作曲能力に脱帽。KISSのメロディメイカーであることをまざまざと見せ付けた作品。個人的にはこれ以上のメロディアス・ハードは存在しないというほどに大好きな作品です。

・Rainbow『Rising』
今更敢えて言うことなどないのですが、やはり「Stargazer」が圧巻ですね。「Stargazer」はメタル系の有線で初めて聴いたのですが、その瞬間に鳥肌が立ったのを記憶しています。他の曲も全て文句のつけようがない名盤ですよね。

・Trivium『The Crusade』
なんとなく試聴した「Detonation」に心を奪われました。やはり荒削りなところと曲展開の甘さもみられますけれども、それを差し引いてもなおパワー有り余る快作。今後の更なる成長可能性を感じさせられました。


[お気に入りの15曲、上で既述のバンドや盤に収録の曲は除外]
鬼哭転生キラキラと輝くものDoomsday Machine
Transilvanian HungerHellfire ClubBangkok Shocks Saigon Shakes
ClaymanLarks Tongues In AspicToo Fast For Love
Brizzard Of OzzOpen Up And Say AhhSkid Row
All Killer No FillerStay HungryClose To The Edge

・陰陽座「陰陽師」
陰陽座には数多く名曲があれども、一番涙腺を刺激させられたのがこの曲。サビの流麗さが涙を誘う、極上の一曲。何よりもこの曲が1stに収録されているということが、改めて彼らのポテンシャルの高さを証明していると思います。

・筋肉少女帯「機械」
聞かせてくださった方に心底感謝。この曲で何回泣いたことか。筋少も本当に大好きで個々の曲を挙げるのが本当に難しいですが、聴いた当時の精神状態もあいまってこの曲。他には「おもちゃやめぐり」や「生きてあげようかな」などが筋少だと涙腺刺激ゾーンです。

・Arch Enemy「Taking Back My Soul」
「Revenous」や「Nemesis」、「Sliverwingや「Enemy Within」等キラーチューンは多々あれども、敢えてこの曲。サビのメロディラインが大好きで、ドライブがてらに良く歌いながら聴いていました。環境問題をテーマにした曲らしいですけれども、良くわかりませんが。No more, it's over.
あと、個人的には『Rise Of The Tyrant』が盤的には一番好きです。『Burning Bridges』も良いんだけれど、Vo.の好みの問題ですね。

・Darkthrone「Skald Av Satans Sol」
プリミティブブラックの最高の1曲のひとつだと思います。延々と繰り返される比較的キャッチーなリフ、それでいてちっとも甘くない感じが大好きです。盤的にもダスロは、本曲が収録されている『Transilvanian Hunger』が一番好きです。ペナペナで劣悪な音質なはずなのに、それだからこそ良いというのに当時は奇妙な感覚を抱きました。

・Edguy「Rise Of The Morning Glory」
→美しく駆け抜けるメロパワ。エドガイと言ったら個人的にこの曲。もはや、雨や雪の降り注ぐ中のドライブのお供として聴いていたという思い出補正だったりします。

・Hanoi Rocks「Tragedy」
縦ノリのバッド・ボーイズ・ロックンロールの傑作。とにかくセクシーな感じで病み付きになります。音、曲構成的にある意味初期KISSに通ずるものがあるためか、とても好きです。イントロからもうノックアウトです。

・In Flames「Clayman」
とてつもなくクサいイントロでヤられた1曲。デスかどうかと言われたら微妙なラインであることは否めないですけれども、In Flamesはやっぱり好きです。盤的には『Colony』と『Come Clarity』が好きです。

・King Crimson「Larks Tongue's In Aspic Part 2」
圧倒的にスリリングな1曲。不安定なのに強い芯が通ったような感じがあって秀逸。
メタルとプログレを融合させた破壊的な曲構成は見事としか言いようがないです。クリムゾンですと、『In The Court Of The Crimson King』はさておき、『Larks Tongue's In Aspic』『Red』の三枚が好きです。普通と言われれば普通なんですけれども・・・(苦笑)

・Ozzy Osbourne「Crazy Train」
とにかくキャッチー。それでいて軽過ぎないという絶妙なバランス感覚を保った初期Ozzyの快作。
オジーですと盤的には『Diary Of Mad Man』が一番好きです。他、個々の曲ですと「I Don't Know」「S.A.T.O.」「Bark At The Moon」等、割と激しい曲が好きです。

・Poison「Fallen Angel」
まさにLA。とてもキャッチーなメロディで、気がつくと鼻歌を歌ってしまうくらい好きです。
極端なことを言うと、Poisonはこの曲で十分かなと思っている私です(汗)
PVも最高です、ある意味で。

・Skid Row「I Remember You」
スキッド・ロウは「18 And Life」や「Wasted Time」といい、バラード系がとかく秀逸だと思います。
盤的にも縦ノリ系ハードロックを展開する『Skid Row』、メタル化した『Slave To The Grind』と大好きなのですが、個々の曲ですと他には「Can't Stand The Heartache」「Slave to the Grind」あたりが好きです。

・Sum 41「Makes No Difference」
青春な音です。初期故の不安定な演奏がまた逆に青臭くてGood。盤的には『All Killer No Filler』が一番好きで、この盤収録の「Summer」「Rythms」あたりも結構好きです。「Does Look Infected ?」以降メタル化してしまう彼らですけれども、彼らの場合はメタル化以前のほうが好きです。

・Twisted Sister「We're Not Gonna Take It」
ド派手・醜悪な外見な割にやっていることは正統派。思春期に感じうる反抗心みたいなものを代弁するかのような曲で、支持を受けるのも納得できるほど説得力のある曲。
間抜なPVとキャッチーな曲調であるにもかかわらず、これでもかというくらいに力強い。そして、キャッチーなだけではなく意外にレベルの高い演奏を見せるあたりに感服。盤的には『Stay Hungry』が一番好きですが、マニアックな『We Can't Stop Rockn' Roll』も捨て難いです。

・Yes「Close To The Edge」
Yes自体は実はそこまで好きではないのですが、この曲と「Heart Of The Sunrise」は別格。
20分という長い曲であるにもかかわらず全くだれることなく、後半に進むに連れ大きな感動が押し寄せてくる名曲。長尺といえば、EL&Pの「Tarkus」も捨て難いですね。




改めてみてみると、自分の趣味趣向が浮き彫りになったような気がします。
企画モノとしては劣悪な気がしなくもないですけれども、私【なぉ】自身の記念碑的な記事と受け取っていただけたら幸いです。
少しずつ文章を作っていっていたので、実はこの記事の編集だけで4日くらいかかってしまいました。なので文章構成がまちまちかもしれませんが、ご容赦ください。


以上長くなりましたが、目を通してくださった方、ありがとうございました。



=なぉ=
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なぉ&けい

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アニメ・声優系おすすめ音源(1/23)

『みなみけ おかえり』のOP曲。1期OPの「経験値上昇中☆」を躍起させる「M・I・N・A~」などのフレーズを用い、極めて明るいポップな曲と仕上がっており、アニメの世界観にとても合う曲となっています。



『みなみけ おかえり』のED曲。OP曲同様、こちらも1期EDの「カラフルDAYS」を髣髴とさせられる作りです。アニメの世界観とEDのアニメーションとの相性も抜群で個人的にはかなり大好きなレベルの曲です。オススメ。



みのりんのニュー・アルバム。画像表示は初回限定盤のほうですが、小生は通常盤を…なんでもありません。前作『Contact』に比べ温かみのある仕上がりになった印象。個々の曲のクオリティは高いのだが、全体としてバラエティに富んでいる分若干散漫な印象も。おそらく、その散漫ささえも踏まえての“Parade”なのだと思うのですけれども。先に発売済みの「Melty~」「雨上がり~」、そして「Paradise Lost」の別Ver.他全14曲収録。



大槻氏と絶望少女達によるコラボ。特撮風で前衛的な楽曲が多数。デトックスしたらばプラケース以外残らないのではないかと言うほど、毒気も強し。個人的には絶望少女達の使いどころが良い感じだと思っています。なんとも言えず癖になる、そんな不思議でハードな作品。オススメ!



『みなみけ』3期放送を目前にしてのキャラクター・ソングアルバム。ジャケットに少し違和感を感じなくもないですが、きっとそのうち慣れることでしょう。『みなみけ』としてのキャラソン集は以前にも出ていますが、本作は3姉妹の曲に特化。何と言っても次女の「スペシャールサマー」は気分を高揚させてくれる素敵な曲。



アニメ『ストライクウィッチーズ』のED集。同じ曲が全部で12曲入っていますが、いずれも各々違う声優さんの組み合わせで歌われているため、不思議と飽きがこない作品。それにしても、同じ曲のみを12曲も詰め込んだコンプ集にもかかわらず、聴き手をそれ相応に満足させうる作品って貴重だと思います。
気になる玩具・画集など(1/23)

『らき☆すたOVA』にて登場した“ミックミクかがみ”が待望のねんどろいど化!予約殺到で品薄が懸念されているらしいですので、気になる方は早めに予約しておくと吉かもしれません。



ある種のブームともなったアニメ・『ストライクウィッチーズ』の公式ファイル。ファンならば必携の1冊ともいえるほどの密度であり、ただのパンツアニメではなかったと言うこと窺い知ることができます。



メカ少女ブームの火付け役、島田フミカネ氏の画集。メカ+少女という独特な組み合わせは、「パンツじゃないから~」などという以前にとても魅力的。設定が細かく書かれているということでとても気になる1冊。
おすすめ音源(12/14)

管理人【なぉ】一押しの作品。KISSのポールによるソロ作品ですが、往年の作品にして圧倒的なクオリティ。全10曲で30分ちょっとという収録時間も潔い。とにかく、メロディアス・ハードが好きな方には間違いない一枚。



現行メンバーによる全曲再録のベスト盤。原曲に忠実な演奏がなされているため、奇をてらったアレンジは特になし。故に新鮮味には欠ける印象も。とはいえ、音の厚みが飛躍的に向上したことと、あくまでも“ニューレコーディングをした”という姿勢を評価するべき。音の厚みが増した分、若干スロウリーに聴こえるという違和感も無きにしも非ずだが、原曲と対比して聴くとより楽しめるかと。個人的に「Forever」は、キャリアをと年を重ねたことに由来するポールの感情豊かな歌い回しにより原曲以上の出来ではないかと思います。



嗜好のギターアルバム。絡み合うメロディアスでテクニカルなツインギターには圧巻。また、リズム隊の安定した働きにも注目したいところ。Vo.スタイルにより好みが大きく分かれそうなところではあるが、アンジェラ嬢加入後としては間違いなく最高傑作かと。個人的には「Vultures」が秀逸過ぎます。



この作品と『Aske』『Hvis Lyset Tar Oss』『Filosofem』を精聴した時、きっとある意味世界観が変わるかもしれない魔盤。個人的には『Hvis~』を紹介したかったけれども画像が無かったので。この盤では「Lost Wisdom」という曲がとにかく素晴らしい。良心を失ってしまい、かつそれ以上の何かさえも失ってしまったかのように叫び狂うVo.は必聴だ。



個人的にはモトリーといったらこの1st。手放したくない一枚のひとつです。コレといった大きな名曲などはないのですけれども、とにかく青臭さがたまらない。もともと技量で押すようなバンドではないものの、その技量の無さを良い意味で若々しさでもって補えている印象。というか、「On With The Show」という曲が個人的にツボ過ぎです。



「再結成後の作品はこうあるべき」というひとつの雛形を満たした良作。往年の毒気と、その毒気が薄まって生まれた“生”に対する執着心とが良い感じに調和した一枚。年を経ていく毎に筋少の世界観が心に沁みて沁みて仕方がないと感じるのはきっと私だけではないはずだ。



「コレを聴かずして何を聴く!?」と言っても過言ではないほどの、スパニッシュ・民謡系メタルの決定盤。2枚組みで120分近い分量であるにもかかわらず、苦も無く聴き通せる圧倒的クオリティ。力押しのスピードパートあり、ブルージーで哀愁をひくパートあり、牧歌的でしんみりさせてくれるパートあり、ととにかく凄い。ラストは20分にも及ぶ大作であるにもかかわらず、めまぐるしく変わる展開に翻弄されているうちに感動に包まれてしまっていたり、ととにかく必聴。



メロディック・デスの重鎮による名作。激情と慟哭、モダンとゴシックが見事に融和。足の踏み場、もとい耳の落ち着け場がないほどに敷き詰められた音の嵐は圧巻。全パートを総合しての音数が半端ではないため、個々の曲としてのクオリティは極めて高いものであるにも関わらず各曲の個性が不足という贅沢な欠点がある点、心憎い。本作の路線を踏襲した『Fiction』も名作。ゴシック風味なメロデスが好きならば必聴。



「これが嫌いならばメロスピ系を聴くのを辞めたほうが良い」と言っても過言ではないほどの、メロスピの名作。幾分かギターが弱い気もするが、それを補うエリサ嬢による力強い歌唱が絶品。分かりやすく口ずさみやすいメロディラインはとても心地良い。シンフォニックでファンタジックなのだが、その方面に過度に傾倒しているわけではない辺りの匙加減が巧い。



惜しまれつつも活動を休止したつっこさんのラスト盤。人気ゲーム『零~月蝕の仮面』のテーマ曲の英詞版も収録されている。まとまりとしては今ひとつな印象もあるが、「Howling」「糸電話」「Hello」といったバラード曲がとにかく卑怯なほどに美しく切ない。綺麗なのに壮絶。これらの曲以外にも、ハードロックをしてみたりメタルテイストになってみたり、ジャジーな雰囲気を出してみたりと見せる表情は多彩で豊か。もっと評価されるべき。



音響派シンガーソングライターのセルフカバー・アコースティックアルバム。温かなヴォーカルに、ピアノ、ベース、ドラムのみで構成されている。知名度こそ低いものの実力の高さは折り紙つき。既発曲のアコースティックカバーということだが、どうやらライブ感覚で1発録りしたものが多いらしく、穏やかながら臨場感のあふれる仕上がりとなっている。休日の午後やカフェタイム等、リラックスしたい時に空間音楽的にかけておくととても心地良くなれる至極のアルバム。
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地上侵略・人類征服コメディ。イカの擬人化というありそうでなかった設定は非常に愉快。全体的にほのぼのとしており、侵略モノであるはずなのにとても和やか。とにかく、イカ娘がかわいい。細かいことを気にせず気軽に楽しむことができるギャグモノとしてオススメ。



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“魔法人形”と呼ばれる人形たちの物語。自分達がどのような存在であるかも何一つ知らされないまま、気がつくと人間たちに賞金首として追われている魔法人形たち。何故追われるのか理由も分からず、それでもただ自身ら存在を受け入れ、他の仲間である魔法人形を探していこうとするそんな不思議なファンタジー。バイオレンスな表現はなし。破壊表現はあってもそれは生臭いものではなく。大人は勿論、個人的には子どもにも是非勧めたい素敵な作品。



同じマンションの上下階に住む、ピュアガール&ピュアボーイの幼馴染を描いた4コマ。 むずがゆく、くすぐったい“縄ばしご”という距離感がとても良い感じ。 周囲の様々な状況に合わせて変化する“幼馴染”の心象・行動が温かかったり甘酸っぱかったり、たまに切なかったり。表情が多彩で飽きがきません。 癒されます、とても。



3つ子のドタバタ劇を描いたギャグマンガ。個人的に猛プッシュ!!とにかく、「うっわぁ、ひっどいwww」と思わず言いたくなります。宙を飛び交うパンツ、もはや力押しとしか思えないおっぱいネタ。にも関わらず、パンチラだとかそういったシーンは意図的に皆無にしているためかエロさが全く無く、むしろ健全。基本的には喧騒を描くが、そのギャップもあって感動的なシーンも。とはいえその感動的なシーンすら最終的にはギャグで粉砕する辺り、常套手段を弁えている。とにかく、表紙に抵抗が無ければ一読の価値あり!



美術学校に通う生徒を中心に描いた4コマ。本巻では日常パートと学校パートとのバランスが良い感じであることと、何よりもたった1本のコマではあるが、ジーンとさせられる描写があることが何よりモノポイント。装丁でもって敷居が高くなっているような気がしないですけれども、そこら辺に抵抗を感じない方には是非オススメしたい1冊。個人的には断然宮子派。アンソロも出ているのでソチラもオススメ。



『ハチミツとクローバー』でおなじみの羽海野さん2作目。題材は将棋モノですが、『ハチワンダイバー』などといったものとは全く内容を異にする作品。『ハチクロ』もそうだったけれども、個々人の心象描写が生々しいほどに巧いのですよね、羽海野さん。それが時に痛々し過ぎるから個人的には何度も読み返せるような代物ではないのですけれども、やっぱり好きなんですよねぇ。「自分の立ち位置はこれで良いのか?」などということを自問させてくれる好作。
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