2008-08-01(Fri)
Ulver『Bergtatt - Et Eeventyr i 5 Capitler』

満足度:★★★★(5点満点中4点)
お気に入り:M1「Capitel I : I Troldskog faren vild」
<収録曲>
1. Capitel I : I Troldskog faren vild
2. Capitel II : Soelen gaaer bag Aase need
3. Capitel III : Glaablick blev hun vaer
4. Capitel IV : Een Stemme locker
5. Capitel V : Bergtatt - ind i Fjeldkamrene
プログレッシブで牧歌的な雰囲気が全体に漂う作品。
アコースティックでいてアトモスフィック、そしてメランコリックで寒々しい曲調なのに、Vo.の歌い回しのせいかどことなく温かみを感じさせてくれる不思議な作品。
美しく儚く、どこか退廃的で触れたら壊れてしまいそうなパートと、それと対比させるかのように用いられる激情パートが見事。
クリーンヴォイスとデスヴォイスの使い分け、そしてクリーンの比重の高さは近年のOpethに通ずるものがあります。
ブラックメタルの名盤として挙げられることの多い本作ですけれども、ブラックという範疇だけに留まらせるには惜しい叙情性に溢れた作品。
もしかしたら、プログレ系統を好む方のほうがこの盤を存分に楽しめるかもしれないと思います。
補足ですが、2nd以降はまた全く違った作風を提示してくるので購入の際には注意が必要です。
=なぉ=
1. Capitel I : I Troldskog faren vild
2. Capitel II : Soelen gaaer bag Aase need
3. Capitel III : Glaablick blev hun vaer
4. Capitel IV : Een Stemme locker
5. Capitel V : Bergtatt - ind i Fjeldkamrene
プログレッシブで牧歌的な雰囲気が全体に漂う作品。
アコースティックでいてアトモスフィック、そしてメランコリックで寒々しい曲調なのに、Vo.の歌い回しのせいかどことなく温かみを感じさせてくれる不思議な作品。
美しく儚く、どこか退廃的で触れたら壊れてしまいそうなパートと、それと対比させるかのように用いられる激情パートが見事。
クリーンヴォイスとデスヴォイスの使い分け、そしてクリーンの比重の高さは近年のOpethに通ずるものがあります。
ブラックメタルの名盤として挙げられることの多い本作ですけれども、ブラックという範疇だけに留まらせるには惜しい叙情性に溢れた作品。
もしかしたら、プログレ系統を好む方のほうがこの盤を存分に楽しめるかもしれないと思います。
補足ですが、2nd以降はまた全く違った作風を提示してくるので購入の際には注意が必要です。
=なぉ=
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