2008-07-21(Mon)
Bad Religion『No Substance』

満足度:★★☆(5点満点中2.5点)
お気に入り:M16「In So Many Ways」
<収録曲>
1. Hear It
2. Shades of Truth
3. All Fantastic Images
4. Biggest Killer in American History
5. No Substance
6. Raise Your Voice!
7. Sowing the Seeds of Utopia
8. Hippy Killers
9. State of the End of the Millennium Address
10. Voracious March of Godliness
11. Mediocre Minds
12. Victims of the Revolution
13. Strange Denial
14. At the Mercy of Imbeciles
15. Same Person
16. In So Many Ways
現在のメロコアシーンの基礎を気付いたモダン・パンクスの帝王による通算10作目にして、個人的には最大の問題作と思っている作品。
現在のBad Religionといえば、『Process Of Berief』~『New Maps Of Hell』とスピード感のある快作を3作ほど立て続けに創出し、昨今の日本においてもようやく定着したような印象。
「The OffspringやGreen Day、Rancidの元となったバンドはなんだ?」というところから掘り起こしてBad Religionに辿り着いた方も結構いらっしゃるのではないかと思います。
しかし、ちょうどこの『No Substance』付近はバンドとしての過渡期とでもいいましょうか。
ギターであった方が自らのレーベルの社長業に専念するために脱退したり、バンドとしては自ら立ち上げたレーベルからメジャーへと移籍したりと、様々な面で混乱が多くあった時期であったように記憶しています。
その影響がどこまで作用したのかは分かりませんけれども、この盤にはスピード感がありません。また、彼らの最大の魅力でもある翳りのあるメロディラインなんですけれども、言ってしまえば翳り過剰で憂い気味、重い。結果、一癖も二癖もある奇妙な作品となった模様です。
しかし、M16「In So Many Ways」は、この作品中だけに留まらずBR史中においても個人的にはかなり秀逸な曲だと思います。
私自身は元々この盤の音源自体は既に所持していたのですが、この1曲のためだけに盤として所持しておきたいと考えたほど。
BR入門としては明らかに不向きではありますけれども、裏を返せば相当に味のある作品ではあります。ミドルテンポのパンクが好きな方は案外いけるんじゃないでしょうか。
=なぉ=
1. Hear It
2. Shades of Truth
3. All Fantastic Images
4. Biggest Killer in American History
5. No Substance
6. Raise Your Voice!
7. Sowing the Seeds of Utopia
8. Hippy Killers
9. State of the End of the Millennium Address
10. Voracious March of Godliness
11. Mediocre Minds
12. Victims of the Revolution
13. Strange Denial
14. At the Mercy of Imbeciles
15. Same Person
16. In So Many Ways
現在のメロコアシーンの基礎を気付いたモダン・パンクスの帝王による通算10作目にして、個人的には最大の問題作と思っている作品。
現在のBad Religionといえば、『Process Of Berief』~『New Maps Of Hell』とスピード感のある快作を3作ほど立て続けに創出し、昨今の日本においてもようやく定着したような印象。
「The OffspringやGreen Day、Rancidの元となったバンドはなんだ?」というところから掘り起こしてBad Religionに辿り着いた方も結構いらっしゃるのではないかと思います。
しかし、ちょうどこの『No Substance』付近はバンドとしての過渡期とでもいいましょうか。
ギターであった方が自らのレーベルの社長業に専念するために脱退したり、バンドとしては自ら立ち上げたレーベルからメジャーへと移籍したりと、様々な面で混乱が多くあった時期であったように記憶しています。
その影響がどこまで作用したのかは分かりませんけれども、この盤にはスピード感がありません。また、彼らの最大の魅力でもある翳りのあるメロディラインなんですけれども、言ってしまえば翳り過剰で憂い気味、重い。結果、一癖も二癖もある奇妙な作品となった模様です。
しかし、M16「In So Many Ways」は、この作品中だけに留まらずBR史中においても個人的にはかなり秀逸な曲だと思います。
私自身は元々この盤の音源自体は既に所持していたのですが、この1曲のためだけに盤として所持しておきたいと考えたほど。
BR入門としては明らかに不向きではありますけれども、裏を返せば相当に味のある作品ではあります。ミドルテンポのパンクが好きな方は案外いけるんじゃないでしょうか。
=なぉ=
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tag : PunkBadReligion