2008-07-20(Sun)
Judas Priest『Nostradamus』

満足度:★★★★(5点満点中4点)
お気に入り:Disk1M13「Persection」、Disk2M9「Nostradamus」
<収録曲>
[Disk1]
1. Dawn Of Creation
2. Prophecy
3. Awakening
4. Revelations
5. The Four Horseman
6. War
7. Sands Of Time
8. Pestilence And Plague
9. Death
10. Peace
11. Conquest
12. Lost Love
13. Persecution
[Disk2]
1. Solitude
2. Exiled
3. Alone
4. Shadows In The Flame
5. Visions
6. Hope
7. New Beginnings
8. Calm Before The Storm
9. Nostradamus
10. Future Of Mankind
詳細で素晴らしいレヴュは他サイトさんや他ブログさんで存分にやり尽くされている印象があるので、詳しくはそちらを参照していただくということで。
それにしても、何故今ノストラダムスでコンセプト作品を作ろうと思ったのかは謎。
まず、2枚組み100分という尺の長さについて。
圧倒的長さ故、正直なところ取っ付き難いのではないかというのが第一印象でしたが、構成が極端に難しいものというわけではなく、曲展開にメリハリがあるためか意外なことにもサラリと聴き流せてしまう。
バンド側曰く「メタル・オペラ」ということで、全編にシンセサイザーが大胆なまでにフューチャーされており、荘厳な世界観の構築に貢献している。シンセ導入は例の問題作『Tarbo』以来ですかね。
全体的にミドルで重厚な曲が多く、『Painkiller』を期待する方はかなり肩透かしを喰らうことは必至、疾走曲が各Diskに1曲づつしかないんだもの。
しかし、疾走曲を補って余りあるロブの表現力の豊かさには脱帽。
どうしても年齢のせいか高音パートは少ないですけれども、『Angel Of Retribution』で魅せた中音域の豊かさに加え、低音域の歌い回しの素晴らしさが窺える。
とはいえ、Judas Priestに求めているものがメタル・オペラなのかというと個人的には否。
昔ほどの出力を出すことは難しいにしても、『Angel Of Retribution』のような路線であってほしかったな、というのが私個人の素直な感想ではあります。
しかし、バンド側としては問題作と評されることさえ見通しているような印象を受けたのは私だけでしょうか。きっと、一度はこういったコンセプチャルな作品を作ってみたかったんだろうなぁ。
なんにせよ、バンド側の意欲と冒険心は十分に窺える快作だと思います。
=なぉ=
[Disk1]
1. Dawn Of Creation
2. Prophecy
3. Awakening
4. Revelations
5. The Four Horseman
6. War
7. Sands Of Time
8. Pestilence And Plague
9. Death
10. Peace
11. Conquest
12. Lost Love
13. Persecution
[Disk2]
1. Solitude
2. Exiled
3. Alone
4. Shadows In The Flame
5. Visions
6. Hope
7. New Beginnings
8. Calm Before The Storm
9. Nostradamus
10. Future Of Mankind
詳細で素晴らしいレヴュは他サイトさんや他ブログさんで存分にやり尽くされている印象があるので、詳しくはそちらを参照していただくということで。
それにしても、何故今ノストラダムスでコンセプト作品を作ろうと思ったのかは謎。
まず、2枚組み100分という尺の長さについて。
圧倒的長さ故、正直なところ取っ付き難いのではないかというのが第一印象でしたが、構成が極端に難しいものというわけではなく、曲展開にメリハリがあるためか意外なことにもサラリと聴き流せてしまう。
バンド側曰く「メタル・オペラ」ということで、全編にシンセサイザーが大胆なまでにフューチャーされており、荘厳な世界観の構築に貢献している。シンセ導入は例の問題作『Tarbo』以来ですかね。
全体的にミドルで重厚な曲が多く、『Painkiller』を期待する方はかなり肩透かしを喰らうことは必至、疾走曲が各Diskに1曲づつしかないんだもの。
しかし、疾走曲を補って余りあるロブの表現力の豊かさには脱帽。
どうしても年齢のせいか高音パートは少ないですけれども、『Angel Of Retribution』で魅せた中音域の豊かさに加え、低音域の歌い回しの素晴らしさが窺える。
とはいえ、Judas Priestに求めているものがメタル・オペラなのかというと個人的には否。
昔ほどの出力を出すことは難しいにしても、『Angel Of Retribution』のような路線であってほしかったな、というのが私個人の素直な感想ではあります。
しかし、バンド側としては問題作と評されることさえ見通しているような印象を受けたのは私だけでしょうか。きっと、一度はこういったコンセプチャルな作品を作ってみたかったんだろうなぁ。
なんにせよ、バンド側の意欲と冒険心は十分に窺える快作だと思います。
=なぉ=
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tag : JudasPriest HeavyMetal