2008-04-15(Tue)
In Flames『Sense Of Purpose』

私の主観だけで言えば、もはや「“デス”メタル」ではないです
まず苦しむべきはジャケの解釈で、極めて意味不明
歌詞カードと合わせて勝手に解釈すると、究極的には「何かを目指してもがいているようでも、もしかしたらそれは誰か他者の手の内で踊らされているだけなのかもしれない」みたいな、そんな雰囲気を感じなくもなかったり
満足度 : ★★★★☆ (4.5)
1. The Mirror's Truth ★★★★☆
2. Disconnected ★★★★
3. Sleepless Again ★★★☆
4. Alias ★★★
5. I'm the Highway ★★★★
6. Delight and Angers ★★★★
7. Move Through Me ★★★☆
8. The Chosen Pessimist ★★★
9. Sober and Irrelevant ★★★★☆
10. Condemned ★★★★
11. Drenched In Fear ★★★☆
12. March To The Shore ★★★★
13. Eraser * ★★★★★
14. Tilt * ★★★☆
15. Abnegation * ★★★★
全体的にサッパリしていて、前作『Come Clarity』ほどの重さがないため、ある意味聴きやすくなった印象
メロディラインに叙情性が増したためか、「じっくりと聴かせるソロ」も今までの作品と比して増加してます
曲によっては『Whoracre』の頃のようなメロディラインも感じられるような気がします
そして、(この作品内/In Flamesの曲に限った話ですが)民族色を強く取り入れた部分もあり、作品に良い意味での緩急を与えています
また、それに伴いデスヴォイスが控えめに抑えられており、メロディとの調和を図ったんだろうな、というのが手に取るように感じられます
私の場合は一度聴いただけではガツンと来るような作品ではありませんでしたけれども、第一印象の時点でスルメ臭さを感じたのは確かです
似たような曲があったりなかったりしますけれども、高クオリティの曲を安定して供給してくれるという意味では全く問題なし、相変わらずのクオリティの高さには脱帽
とはいえ、私個人の好みを言えば、もう少しだけ暴虐性があっても良かったかなぁ
まぁ、「それは前作でやったし・・・」と言われたらそれまでなんですけどもね
あと、ボナトラが秀逸なので、買うならば絶対国内盤のほうが断然お得ですね
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