Vow Wow『V』

87年作― 日本産でありながら、日本産であることを感じさせないほどにブリティッシュテイストを帯びた、J・HM/HRの傑作

V
V 曲名

満足度:★★★★(5点満点中4点)


通俗的な言い方であまり好きではないのですが、所謂教科書的な「ジャパメタ」作品にもそろそろ触れておきたいなぁ、と思って手を出したのが本作
昨年にリマスター盤で再発したようで、私はそちらを購入しました

まず驚くのは音のド派手さ
決して豪華絢爛だとか煌びやかだとか、そんなわけではないのですが、スケールの大きな憂いと哀愁を帯びた、ブリティッシュ風味の濃いサウンドを聴かせてくれます
個人的には、上述を感じる上でKey.の功績はとても大きいものだと感じております

個人個人の働きの素晴らしさについては、敢えて言うまいと思います
全てが全て、やり過ぎることなく調和がとれており、ハードロックのひとつの頂点を極めてしまったかのような印象を受けます


個々の曲としては、「Somewhere In The Night」と、ジョン・ウェットンが関わった「Don't Leave Me Now」が群を抜いて素晴らしい
それらの双璧に続く出来であるのが「Girl In Red」

無論、他の曲も良曲であることには間違いないのだが、個々の曲として聴くには渋過ぎてインパクトに欠ける印象が否めない
もっとも、「個々の曲は」という留保をしたのには理由があって、例えばM4〜M8までの一連の流れを考えてみても、どれか1曲でも抜けてしまったとしたらば、作品としての流れがそこで途絶えてしまいそうな雰囲気を感じるからです


とにもかくにも、日本産を海外産HM/HRと比して、卑下し毛嫌いしている全ての方に聴いて欲しいです
凝り固まった認識が見事に覆されることは必至、それほどまでに本作品は強大なパワーを持っています


ちなみに、Vo.の人見氏は現在は英語教師だそうで
教わる方は羨ましい限り… とは言え、教わる世代の人ってVow Wowを知らない人がほとんどだよなぁ…苦笑
私だって、彼らの絶頂時にはまだまだベイビーだったし…


「Don't Leave Me Now」(You Tube)


=なぉ=


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Comment

NHKの

みんなの歌とかで歌ってたこともありますねえ。
でもメンバーからは顰蹙買いましたよね。
「音楽より女を選んだ」って。

自分はこのアルバムは、曲単位で好きです。
アルバムとしては2枚目、3枚目が大好きです!
久しぶりに聴きたくなってきた〜

"Somewhere In The Night"がカッコよすぎる名盤ですよね。
個人的にはニール・マーレイはBを弾いているのもポイントです(笑)

>>ミュジニー さん
そんなこともあったんですか、全く知りませんでした(汗
みんなの歌を、女性絡みの事情を含んで引き受けたんですかね??

>>hide さん
2枚目、3枚目、そして5枚目はいずれ欲しいなぁ、と思ってます。結構ツボなんですよねぇ、この手の音が。


>>ピッペン さん
もう、カッコ良過ぎますね(笑)
ニール・マーレイと組んだってのもびっくりですよね。これといって目立ったりはしていませんが、安定して音を支えているなぁ、という印象を受けています。

バラード

 B時代からVへ移行する際の新規メンバーの最大の功績の一つは「バラードの水準がB時代に望むべくもないレベルまで上がった」ことだと、個人的には思います。
 泣きのギターなど、単体でのプレイはB時代でも光っていたと思うのですが、V時代では欠点を探す方が難しいレベルに昇華しているかと。
 特に後期のアルバムには素晴らしいバラード系ナンバーが散見されると思います。

いえいえ

バンドを辞めた理由が彼女と一緒にいたかったから
だったと記憶してます...
みんなの歌はYOU TUBEで見れます!
http://www.youtube.com/watch?v=ksN0XqxkAbs

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