2007-06-20(Wed)
Megadeth『Risk』
99年作― 一般的にMegadeth史上最大の問題作と言われる続けている作品
今までの作品に比べると明らかにポップで、「マーティが勿体無い」などとよく言われています

満足度:★★★★☆(5点満点中4点)
04年にムステインによるリマスター、と言うよりもリミックスといった方が正しいような曲いじりが行われたらしいです
私が所持するのはリミックス前のもの、つまり完全なオリジナル版
Megadethの諸作品のリマスター(リミックス笑)にあたっては、圧倒的に音質が改善されているためなかなか評判が良いのですが、この作品だけは例外で悪評高い
何やら、「"Megadeth"に必要のない音は全てカットしてしまおう」というコンセプトのもと、某曲のイントロのヴァイオリンを全カットしてしまったり、ディスコビートが取り入れられた某曲のその部分を取り除きいてしまったということ― もはや、リマではないっすね笑

で、コチラが新ジャケ
ジャケにあたっては、新ジャケの方が良い感じだと思います
そういえば、本作にはMegadethというバンドのシンボルマーク的なスカルが見当たりません
新作『United Abomination』には歌詞カードにそれらしきものが描かれていましたので、Megadethで唯一スカル無しの作品、ということになるのでしょうか
新たなファンを獲得したいがために、どうしてもハードなイメージの強いスカルを封印し、ヘヴィ・ロックのリスナーにもアプローチできるようにしたような印象を受けますね、全体的な音作りの面から見ても

まず言ってしまうと、私この作品かなり好きかも知れない(笑
実際聴いてみると確かに問題作ではあるだろうと思います、Megadethの歴史的に見た場合、Megadethに求める音・世界観ではないような気がします
しかし、これが諸ヘヴィ・ロック勢による作品だったならば、オルタナ系の諸バンドによる作品だったならば、かなり評価の高いものになったのではないか、と勝手に買い被っております(笑
確かに「マーティが勿体無い」といわれると、否定はできないです
オリエンタルなテイストを含んだ彼独特のギターがあまり見られないですし、マーティにそれを求める方にとっては、致命的かもしれないです
とは言え、マーティは卓越したポップセンスを持ったギタリストですので、なんだかんだでマーティ抜きには作りえなかった、というよりマーティの趣味が爆発したかのようなRiskyな作品だと思うのです
リスク― まさにこの作品そのものを的確に言い表した表現です
まぁ、結果だけを言えば「ハイリスク・ローリターン」でバンドは実質崩壊してしまうわけですが(苦笑
しかし、私はこの作品が好きです
Megadethの収集過程において、一番最後に本作に手を出したということもそう思う一因たり得ているのかもしれないですが…
ポップ、本当ポップだと思います
しかし、「このようなこともできる」と捉えると、特にムス大佐の能力には感服します
私のイチオシは「I'll Be There」
この曲はかなり良ポップス(笑)で、泣けます 良いわぁ
「Prince of Darkness」も良いです
なんかMegadethならではのおどろおどろしい雰囲気をもっていてGood
この曲は最新のベスト盤にも収録されていますが、この曲に限ってはベスト盤収録版、つまりはほぼリミックス版の方が良いかも知れないです
悪評高い本作ですが、そうですね、『Youthanasia』あたりと同等レベルで聴く価値はあるのではないかと思います
少なくとも『The World Needs A Hero』を聴くよりは、本作を聴いた方がよっぽど得るものが大きいと思います(笑
差し詰め、Queenでいう『Hot Space』的な作品、そう解釈して差支えがない作品だと思います
クオリティはかなり高いです
余談ですが、Megadethの国内盤のCCCDって苛々しますよね
私が所持している『Rust In Peace』と『Peace Sells』が残念ながら国内盤CCCD…
購入時、CCCD以外で出回ってなかったので渋々買ったのですが、PCに音源を突っ込めないだけで不便極まりない
その他の作品は、リマ盤でも輸入盤∧非CCCD盤のちょこっと高いやつで集めましたが、上述2作品だけは未だ心残りでならないのです
しかも、作品が作品でMegadethの2大筆頭ですしねぇ(笑
いつか、買い直したいなぁ
=なぉ=
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今までの作品に比べると明らかにポップで、「マーティが勿体無い」などとよく言われています

満足度:★★★★☆(5点満点中4点)
04年にムステインによるリマスター、と言うよりもリミックスといった方が正しいような曲いじりが行われたらしいです
私が所持するのはリミックス前のもの、つまり完全なオリジナル版
Megadethの諸作品のリマスター(リミックス笑)にあたっては、圧倒的に音質が改善されているためなかなか評判が良いのですが、この作品だけは例外で悪評高い
何やら、「"Megadeth"に必要のない音は全てカットしてしまおう」というコンセプトのもと、某曲のイントロのヴァイオリンを全カットしてしまったり、ディスコビートが取り入れられた某曲のその部分を取り除きいてしまったということ― もはや、リマではないっすね笑

で、コチラが新ジャケ
ジャケにあたっては、新ジャケの方が良い感じだと思います
そういえば、本作にはMegadethというバンドのシンボルマーク的なスカルが見当たりません
新作『United Abomination』には歌詞カードにそれらしきものが描かれていましたので、Megadethで唯一スカル無しの作品、ということになるのでしょうか
新たなファンを獲得したいがために、どうしてもハードなイメージの強いスカルを封印し、ヘヴィ・ロックのリスナーにもアプローチできるようにしたような印象を受けますね、全体的な音作りの面から見ても

まず言ってしまうと、私この作品かなり好きかも知れない(笑
実際聴いてみると確かに問題作ではあるだろうと思います、Megadethの歴史的に見た場合、Megadethに求める音・世界観ではないような気がします
しかし、これが諸ヘヴィ・ロック勢による作品だったならば、オルタナ系の諸バンドによる作品だったならば、かなり評価の高いものになったのではないか、と勝手に買い被っております(笑
確かに「マーティが勿体無い」といわれると、否定はできないです
オリエンタルなテイストを含んだ彼独特のギターがあまり見られないですし、マーティにそれを求める方にとっては、致命的かもしれないです
とは言え、マーティは卓越したポップセンスを持ったギタリストですので、なんだかんだでマーティ抜きには作りえなかった、というよりマーティの趣味が爆発したかのようなRiskyな作品だと思うのです
リスク― まさにこの作品そのものを的確に言い表した表現です
まぁ、結果だけを言えば「ハイリスク・ローリターン」でバンドは実質崩壊してしまうわけですが(苦笑
しかし、私はこの作品が好きです
Megadethの収集過程において、一番最後に本作に手を出したということもそう思う一因たり得ているのかもしれないですが…
ポップ、本当ポップだと思います
しかし、「このようなこともできる」と捉えると、特にムス大佐の能力には感服します
私のイチオシは「I'll Be There」
この曲はかなり良ポップス(笑)で、泣けます 良いわぁ
「Prince of Darkness」も良いです
なんかMegadethならではのおどろおどろしい雰囲気をもっていてGood
この曲は最新のベスト盤にも収録されていますが、この曲に限ってはベスト盤収録版、つまりはほぼリミックス版の方が良いかも知れないです
悪評高い本作ですが、そうですね、『Youthanasia』あたりと同等レベルで聴く価値はあるのではないかと思います
少なくとも『The World Needs A Hero』を聴くよりは、本作を聴いた方がよっぽど得るものが大きいと思います(笑
差し詰め、Queenでいう『Hot Space』的な作品、そう解釈して差支えがない作品だと思います
クオリティはかなり高いです
余談ですが、Megadethの国内盤のCCCDって苛々しますよね
私が所持している『Rust In Peace』と『Peace Sells』が残念ながら国内盤CCCD…
購入時、CCCD以外で出回ってなかったので渋々買ったのですが、PCに音源を突っ込めないだけで不便極まりない
その他の作品は、リマ盤でも輸入盤∧非CCCD盤のちょこっと高いやつで集めましたが、上述2作品だけは未だ心残りでならないのです
しかも、作品が作品でMegadethの2大筆頭ですしねぇ(笑
いつか、買い直したいなぁ
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