2007-06-15(Fri)
Mayhem『Ordo Ad Chao』
07年作― ブラックメタルの完成系を作り上げた始祖的存在の最新作
私はMayhemに関しては『De Mysteriis~』しか聴いたことがないので、この作品が「前作の延長線上だー」などといったことは言うことができない、という前提での以下駄レヴュです
発売から購入まで、私はおよそ1ヵ月半様子見してしまった本作
「音質が悪い」とどこでも批評されていたので、購入まで色々と考えさせられました
音質が悪いこと自体は、私の場合は割とプラスに受け止めるタイプなので問題ないのですが、ならば「何故音質が悪いのか」という疑問を抱いてしまうことになるわけで

満足度:★★★★☆(5点満点中4点)
金属製スリップケース入りの限定盤で購入したわけですが、重いです
そして、金属故のデメリットかな、ケースの角の部分、それも特にCDケース挿入部分と表現すればよいのでしょうか、そこがちょっと(作りが雑なためか)トゲっぽくなってまして…
CDケースの出し入れの際にケースに引っかかってケースに傷がつくのですよ
正直、「こんな不必要な仕様にしなくて良いんじゃボゲェ怒」と思いました(汗
カッコよいのですが、私的には却下で

まずヴォーカルが『De Mysteriis~』時代のAttilaだということですが、これは『De Mysteriis~』時代に比べはるかにパワーアップにしてます
呪詛ヴォイスに加え、慟哭、嗚咽、邪悪な笑いまでやってしまっています いやはや、これは凶悪で不気味
このような表現技法を得たヴォーカルはなかなか存在しないのではないでしょうか
次にドラムのHellhammer、文句のつけようがないです
圧倒的な手数の多さにはただただ平伏すばかり
ここまで流麗にツーバス連打をやられてしまったらもはや何も言えません
限りなく生々しいドラムは必聴でしょう
Blasphemer、Necrobutcherも全体的にテクニカルで良いです
テクニカルでいて邪悪さも際立たせているため、既に述べた2人とも相まってより深遠な世界観を構築しています
作品のハイライトは9分近くある「Illuminate Eliminate」でしょうか
とにかく気色悪い だからこそ良い そんな曲
即効性はないですね
上述の通り、演奏陣もヴォーカルもかなり素晴らしい、にもかかわらず1回聴いただけでは全くピンときません
「う~ん…」と何か煮えたぎらないような印象が残って気分が悪かったです
それも全ては「音の悪さ」のためかと…
音自体がこもり気味だというのは別に良いのです
Darkthroneの『Transilvanian Hunger』みたいなのをイメージすれば全く問題はありませんから
しかし、音量が低いのはいただけない
いくらスピーカーなどの方の音量を上げても、何か迫力に欠けてしまう
当のバンドはきっとプリミティヴさ、生々しさを強調したかったのでしょうけれど、微妙
本当、残念でならないです
とは言え、良作であると思います
良いと思うまでには多少の時間は必要になることは覚悟しなければならないと思いますが、決して聴いて損をする、というレベルではないと思います
まぁ、他に聴きたい作品があればそちらを優先して全く問題ないのではないか、と思いますね(汗
=なぉ=
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私はMayhemに関しては『De Mysteriis~』しか聴いたことがないので、この作品が「前作の延長線上だー」などといったことは言うことができない、という前提での以下駄レヴュです
発売から購入まで、私はおよそ1ヵ月半様子見してしまった本作
「音質が悪い」とどこでも批評されていたので、購入まで色々と考えさせられました
音質が悪いこと自体は、私の場合は割とプラスに受け止めるタイプなので問題ないのですが、ならば「何故音質が悪いのか」という疑問を抱いてしまうことになるわけで

満足度:★★★★☆(5点満点中4点)
金属製スリップケース入りの限定盤で購入したわけですが、重いです
そして、金属故のデメリットかな、ケースの角の部分、それも特にCDケース挿入部分と表現すればよいのでしょうか、そこがちょっと
CDケースの出し入れの際にケースに引っかかってケースに傷がつくのですよ
正直、「こんな不必要な仕様にしなくて良いんじゃボゲェ怒」と思いました(汗
カッコよいのですが、私的には却下で

まずヴォーカルが『De Mysteriis~』時代のAttilaだということですが、これは『De Mysteriis~』時代に比べはるかにパワーアップにしてます
呪詛ヴォイスに加え、慟哭、嗚咽、邪悪な笑いまでやってしまっています いやはや、これは凶悪で不気味
このような表現技法を得たヴォーカルはなかなか存在しないのではないでしょうか
次にドラムのHellhammer、文句のつけようがないです
圧倒的な手数の多さにはただただ平伏すばかり
ここまで流麗にツーバス連打をやられてしまったらもはや何も言えません
限りなく生々しいドラムは必聴でしょう
Blasphemer、Necrobutcherも全体的にテクニカルで良いです
テクニカルでいて邪悪さも際立たせているため、既に述べた2人とも相まってより深遠な世界観を構築しています
作品のハイライトは9分近くある「Illuminate Eliminate」でしょうか
とにかく気色悪い だからこそ良い そんな曲
即効性はないですね
上述の通り、演奏陣もヴォーカルもかなり素晴らしい、にもかかわらず1回聴いただけでは全くピンときません
「う~ん…」と何か煮えたぎらないような印象が残って気分が悪かったです
それも全ては「音の悪さ」のためかと…
音自体がこもり気味だというのは別に良いのです
Darkthroneの『Transilvanian Hunger』みたいなのをイメージすれば全く問題はありませんから
しかし、音量が低いのはいただけない
いくらスピーカーなどの方の音量を上げても、何か迫力に欠けてしまう
当のバンドはきっとプリミティヴさ、生々しさを強調したかったのでしょうけれど、微妙
本当、残念でならないです
とは言え、良作であると思います
良いと思うまでには多少の時間は必要になることは覚悟しなければならないと思いますが、決して聴いて損をする、というレベルではないと思います
まぁ、他に聴きたい作品があればそちらを優先して全く問題ないのではないか、と思いますね(汗
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