Jeff Beck『Blow By Blow』

75年作― ジェフベの最高傑作とも名高いですね、この『BBB』

このブログの記事の流れ的には唐突な気がしますが、たまたまこの作品が目に付いたということで取り上げてみます
「いつもいつもメタルのようなコッテリしたものばかり聴いているわけではありません、こういうムーディーな(笑)ものも聴いてますよー」という、ある意味自己満足に近い自己主張を自慰的に繰り広げてみるわけです

というか、私自身元々ジェフベが大好きなんですよね


Blow By Blow

満足度:★★★★★(満点)


さてさて、邦題が確か「ギター殺人者の凱旋」だったはずです
殺人者ってあなた、と思うわけですが、殺傷力とは全くもって皆無
私的には癒しの世界です
当時にしてみればそれほどまでに強烈なプレイだったのでしょうね
今聴いても、十二分にスリリングで感動的ですけれど

インストゥルメンタルとしてここまでの世界観を構築できるということには、ただただ頭が下がるばかりです


フュージョンといわれている本作ですが、私はフュージョンって呼ばれているジャンルにマトモにふれたことがないので、良く分かりません
これが、フュージョンというものなのでしょうか

「フュ〜、ジョン!! ハッ!!」なんてな

ギタープレイは間違いなくロックそのもの、ドラミングやベース捌き、キーボードの織り交ぜ方はジャズ的、あるいはソウル的だったり

とかいいつつ、ジャズもソウルもろくに聴いたことのない私ですけど、何か文句ありますか(無駄に挑戦的

私ゃメタラ〜っすから


Blow By Blow 曲名


全曲実に心地良いです
この作品を聴きながらコーヒーを飲むのが私は大好きなんです

「Cause We've Ended As Lovers」が特に私は好きです
ギターが泣いています だから、私も泣いてしまいます
美しいとか言うチープな一言で片付けたらバチがあたりそうなのですが、本当美しいのです
ギターでここまでの表現をできるのか、と改めて凄さを噛み締めるばかり

1曲1曲どころか、1曲中の1音1音がとても繊細なんですよね
整然と完璧に構築された、といいますか―
とは言え、無機的ではなくはるかに有機的で生々しいまでにリアリティを帯びてます

1音1音における間の取り具合からして既に絶妙
1音1音の強弱に関しても神懸り的

反復になりますが、1音1音を噛み締めることができる作品だと私は勝手に思っています

あとは「Freeway Jam」も大好きです
そういえば、私は中学の時に某邦楽のB○z(伏字の意味なし)のライヴを観に行った時に、メンバー紹介等の時にこれを演ってましたね
○'zといえば、この作品の随所随所のフレーズをオマージュしたような曲もありますね

(敢えてオマージュといいました ここで賛否を述べる意思は毛頭無いので)


しかし、ジェフベは良いなぁとつくづく思ったり
『Wired』も良いですが、私的にはこっちが好き

ジェフベだとロッド・スチュワートがヴォーカルをやった68年作の『Truth』も名盤だと思うのですが、個人的にはジェフベにヴォーカルは要らないと思います
それはスチュワートが好きじゃないとかそんな低レベルの話ではなく、ヴォーカルがいなくても、ヴォーカル以上にギターが素晴らしいということ
というか、ギターがむしろヴォーカルなのですよね、ジェフベは



何やらまとまりが無いですね
色々言いましたが、やはりこの作品を聴くたびに1音1音の大切さを噛み締める私です



=なぉ=


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